江戸前ハゼ復活プロジェクト

マハゼをつりに行こう

「マハゼの調査」では、つり人がつったハゼのデータを集めています。このページでは、多くの人にハゼつりに親しんでもらい、また「マハゼの棲み処調査」にも参加していただきたいため、ハゼつりについてのいろいろな情報を、古川恵太先生による連載記事などでおしらせしていきます。

※ 古川恵太先生のプロフィールは「マハゼの調査」ページをご覧ください。

2020年6月
連載 マハゼをつりに行こう 第1回

ハゼつりのみりょくとマハゼの調査

つり」という漢字は、金属の針すなわち「つりばり」をあらわす「かねへん」と、ものをすくいあげた「ひしゃく」をあらわす「勺」のつくりからできていて、つりばりで魚をつりあげる様子をあらわしています。

釣つりという漢字、カッパのハゼ釣り?
りという漢字、カッパのハゼり?

そんな「釣り」の道具にはさまざまな工夫がされています。例えば、竿は魚が餌を食べたことしるし(あたりと言う)を敏感に感じ取るために、先が細くなっています。つりあげると言っても、釣り糸で強引に引っ張るのではなく、竿のしなりで魚をいなしながら引き寄せてくるのです。ハゼ釣りでは、2〜3mくらいの竿と簡単なしかけがあれば、だれでも簡単に楽しむことができます。

『ブルンブルンと竿先をゆすぶる・・・一寸おへそをつゝかれたようである。水を切ってあがった沙魚はぜ。大きな口を真一文字に結んで、どんぐり眼で何をにらむか。』これは、60年前に書かれた「はぜ、ボラつり」という本に書いてあるマハゼつりの様子です。直ぐにでも釣りに行きたくなりますね。

昭和17年(1942年)のハゼ釣りの入門書
昭和17年(1942年)のハゼりの入門書

なお、マハゼは、おいしい魚で、からあげや甘露煮かんろに、天ぷらやおさしみ、丸干しにして正月の「おぞうに」のだしを取ります。天ぷらのホクホクした身は味もしっかりしていて、ほっぺたが落ちそうです(食べ方については、このページで改めてしょうかいします)。

そんなマハゼが、最近減ってきています。昔は30cm近い2才魚が居ましたが、今は、20cmをこえない1才魚ばかりです。どうしてこうなったのか、どうしたら前のように大きなハゼをたくさん釣ることができるのかについて考えるために、「マハゼの調査」が行われています。

マハゼを守り育てるためには、マハゼがどこで、どんな生活をしているのかを知らなければなりません。あちこちのマハゼの体の大きさを正確に測ることで、マハゼの成長や行動を推理できます。できるだけ多くのハゼの大きさのデータを集めることが大切です。調査は釣ったマハゼの大きさを定規で測って、データをFAXで送ったり、ネットから入力したりするだけの簡単なものです。みなさんも、ぜひマハゼつりをしてマハゼを守り育てる取り組みに参加して下さい。


2020年6月

マハゼの調査の準備じゅんびをしよう

  • 1 つりに行く準備をする

    • 帽子などの日よけ対策を万全に!
    • 手や汗をぬぐうのに(ぬれ)タオルがあると便利です
    • つった魚を持ち帰る場合、氷やクーラーボックスの準備を
    • できるだけ保護者と一緒に行きましょう
    • マハゼ調査にご協力いただける方は、マハゼ調査票のダウンロードもお忘れなく
      マハゼ調査票[簡易版] マハゼ調査票[詳細版]
  • 2 つり場に到着したら、周囲の安全を確認する

    • つり・立ち入り禁止の場所ではないですか?
    • 水辺に寄るときは、足元の状態をしっかり確認
    • 他の人の迷惑にならないように気をつけましょう
  • 3 調査票に場所とつり開始時間を記入する

    • 調査票は簡易版詳細版どちらでもOK
    • つりを開始した時間と終わった時間を記入
    • 場所は図の□に✓、近くの橋や公園の名前、川、運河、港の名前でもOK
  • 4 仕掛け・エサを準備し、つりをする

    • 天候の急変に注意しましょう(雷が鳴ったらすぐ水辺を離れ、建物のある所まで避難しましょう)
    • できれば、ラジオなどで天気や地震などの情報を把握し、何かあったらすぐ水辺を離れましょう
  • 5 つれた魚の全長を記録する

    • 1cm単位で大きさを記入。詳細版は1mm単位で計測
    • 食べるハゼ以外は逃がしてあげてください
    • つったハゼやつった時の周りの状況について気がついたことがあればメモしてください
  • 6 つり場の後片付けをする

    • ごみや残ったエサは持ち帰りましょう
  • 7 調査票を送付する

    • 記入された調査票をお送りください。

      ホームページで送る場合

      当ウェブサイトの「データ登録」ページで入力・送信してください。
      マハゼの調査 データ登録

      FAXで送る場合

      FAX番号:03-3533-8116(一般財団法人 東京水産振興会 振興部)
      番号をお間違えないようにご注意ください。

    • お一人様何通でもご報告いただいてもOKです
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    本ウェブサイトの「マハゼの調査」ページで随時お知らせします。
    マハゼの調査ページ